中国美術品の査定・買取を行っているアジアアートギャラリー

近年の「断捨離」ブームにより、ご自宅に溢れた不用品の処分を積極的に行う人が増えています。”不用品の処分”といっても、なんでもかんでも捨てればよいというものでもなく、売却できるものは買取してもらうのが賢明です。 一般に、ご自宅から出る不用品の中で“売却できるもの”といえば、やはり美術品です。 美術品には思わぬ価値が付いている可能性があるため、捨ててしまう前に買取の専門業者にみてもらうのがおすすめです。 とはいえ、買取査定に出す美術品の選定や査定額の整合性を推し量るためにも、やはりある程度の知識を備えておくことは大切です。

今回は数ある美術品の中でも『中国美術』に的を絞り、これに関する豆知識とお得に売却するためのコツをお伝えします。 “不要となった中国美術を処分したい”、”中国美術を現金に変えたい”という方はぜひ参考にしてみて下さい。 『中国美術』とは? 『中国美術』とはその名の通り、中国の各時代において創作された美術品のことをいいます。陶磁器や書画などその種類は問わず、中国で創作された美術品であればこれに該当します。 お手元の美術品に中国語(漢字のみの文字列)が書かれていたり、デザインが東洋風であれば、それが中国美術である可能性があります。ご自身での簡単な判別法として、こうしたことは覚えておきましょう。

気になる中国美術の市場ですが、世界中に多くのコレクターが存在しているため、その需要は高いといえます。そのため価値が見込まれるものであれば、思わぬ高値が付くことにも期待ができます。 なにより中国美術といえば、その歴史の深さです。中には数百年から数千年もの前に創作された美術品もありますから、非常に夢のある美術品といえるでしょう。

中国美術は長い歴史を持ち、非常に多様で奥が深いものです。そのため、ここではこれらの中から代表的なものに限定して解説していきます。

陶磁器

『陶磁器』とは、「陶器」と「磁器」の総称です。中国では、これらはその製造方法でその呼び名が変わります。

陶器

1,000℃以下で焼成されたものを指す

磁器

1,000℃以上で焼成されたものや、釉薬 (ゆうやく = ツルツルとしたガラスコーティングのこと) が施されたものを指す

中国の陶磁器の中でも代表的なのは、白素地に無色の釉薬が施された「白磁 (はくじ) 」と、青緑色の釉薬が施された「青磁 (せいじ) 」、これら2つの磁器です。 それぞれの名の通り、白磁は白単色、青磁は青単色という見た目の特徴があります。

書画

『書画 (しょが) 』とは書や絵画の総称です。また、「書と絵画が一体化した芸術」のことを指す場合もあります。 このように書画はその定義が少々曖昧ですが、
・書のみの作品
・書と絵画が合わさった作品
という認識で構わないでしょう。

書画の有名な作家といえば、王 義之 (おう ぎし)。
この人物は、現在でも使われる書体 (楷書、草書、行書) を豊かな感性で表現し、現代においてもその芸術性が高く評価されています。 王 義之の作品は本物であれば、総じて高値が付くといわれています。

絵画

『中国絵画』には以下のような特徴がみられます。
・山水画 (山岳や樹木、川などの自然をモチーフにした画風の作品)
・水墨画 (墨のみを用いて描かれた絵画)
・花鳥画
・人物画
有名な画家としては、顧愷之(こがいし)、呉 昌碩(ご しょうせき)、呉 道玄(ご どうげん)、呉 鎮(ご ちん)などが挙げられます。

印材

『印材』とはハンコのことです。その材料には、銀や銅、天然石、木材、竹などのさまざまな素材のものが使われました。 印材はいわゆるハンコですから、実用できないこともありません。しかし現代では専ら観賞用として需要の高い”美術品”とされています。 使われる素材の希少性や質によって、その価値が左右されます。また、かつて印材はその大きさで位や役職を象徴していたため、大きいものほど高値が付く傾向があります。

中国切手

美術品としての価値が見込める『中国切手』は、1950~1980年代に流通していたものに限ります。 その理由は、この時期に流通していた切手は文化大革命でそのほとんどが消失してしまったからです。そのため現存している個体が少なく、その希少性は非常に高いといえます。

中国美術の価格が高騰!その理由とは

近年、中国美術が注目されています。これに伴ってその需要が高まり、中国美術の価格は高騰傾向にあるといわれています。 “なぜいま、中国美術が人気なのか”?? その理由をぜひとも知っておきましょう。

中国富裕層の間で広がる「美術品ブーム」

未だ記憶に新しい、かつて巻き起こった中国人による「爆買い」。 この爆買いブーム当時、多くの中国人観光客たちが日本に訪れ、日本製品をこれでもかというほどに購入していました。 実はこうした次なるブームが、再び中国人の間で巻き起こっているのです。 いま、中国富裕層の間では美術品がブームとなっています。多くの裕福な中国人たちによって、日本から出る中国美術が投資目的で買われているのです。

この背景には、
・中国では中国美術のコピー品が多く出回っている
・日本鑑定士の鑑定能力の高さが中国市場で評価されている
こうしたことがあると考えられます。
いま日本国内に出回る中国美術は、中国富裕層にとって非常に需要の高いものになっています。そのため、中国美術の価値は高いといえるでしょう。

日本国内での希少価値が高まった

先述のとおり、日本国内で出回る中国美術には高い信頼性が認められています。これに加え、日本での中国美術の希少性が高まったことが、その価格高騰の理由となっています。 その要因となったのは、2007年より行われた中国による規制です。これにより、「1911年以前の中国美術の海外持ち出しが禁止」されました。 その結果、とりわけ古い(1911年以前のもの)中国美術の価値がより一層高まりまったのです。

中国美術を高く売るコツとは?

先述のとおり、日本国内で出回る中国美術には高い信頼性が認められています。これに加え、日本での中国美術の希少性が高まったことが、その価格高騰の理由となっています。 その要因となったのは、2007年より行われた中国による規制です。これにより、「1911年以前の中国美術の海外持ち出しが禁止」されました。 その結果、とりわけ古い(1911年以前のもの)中国美術の価値がより一層高まりまったのです。

買取査定は複数店舗に依頼する

これは中国美術に限りません。もはや「売却の基本」といってもよいでしょう。 物の価値にはこれといった明確な基準があるわけではないため、たとえ同じものであっても、査定する人によってその評価にバラつきが生じます。ですから、少しでも高く買取してもらうために、売却の際には必ず2店舗以上の店で査定してもらいましょう。 また「査定額」だけでなく「買取価格アップの交渉に応じてくれるかどうか(応じてくれる場合には、どれだけアップしてくれるか)」ということなど、総合的に比較しましょう。

付属品は大切に

必ず付属品も一緒に査定に出しましょう。付属品の有無はその査定額に大きく影響します。 そのため、いまは売却するつもりのない品でも、売却する場合のことを考えて付属品も大切に保管しておきましょう。

汚れは無理のない範囲でキレイに

これも基本的なことですが、非常に重要なことです。 買取査定の大きな査定ポイントは「状態」です。同じ品であっても、「汚れている」ものと「汚れのない」ではその印象が大きく異なります。 とはいえ強い力で擦ったり、洗浄力のある液体などつけることは損傷を招く恐れがありますから、絶対に避けましょう。汚れ落としはあくまで可能な範囲で行うことが大切です。

まとめ

以上、『中国美術をお得に売却するための豆知識とコツ』をご紹介しました。 お手持ちの中国美術をより高く買取してもらうためには、 ? 複数店舗で査定してもらう ? 付属品を大切にする ? キレイにする という売却における基本的なことが非常に大切です。 また、売却のタイミングや査定額の妥当性を推し量るためにも、中国美術に対する情報や知識は身につけておきましょう。